アムスメロンの旬や美味しい季節、栄養や効用について

アムス甜瓜とは

アムス甜瓜は、メロンの品種の一つで、アールスフェボリットとロッキーフォードから生まれた母とオランダ系のオーゲンを父に持ち生まれたメロンで、父方の生まれ故郷であるオランダの首都、「アムステルダム」にちなんで「アムスメロン」と名付けられたようです。

旬の時期

アムス甜瓜は6月ごろに出回り始め、6月から7月が旬とされています。

アムス甜瓜の栄養成分

アムス甜瓜には、バナナ以上のカリウムが含まれていて、ククミシンというたんぱく質分解酵素も含まれています。そのほか水分や糖分が多い果物です。

アムス甜瓜の効能

カリウムは、ナトリウムを排泄する役割をしていて、高血圧予防につながります。また、運動からくる痙攣の予防にもなり、逆にカリウムが不足状態になると、筋肉が弱り障害が出てしまうことがあります。

アムス甜瓜の形や色の特徴

アムス甜瓜はネット系メロンではありますが、スイカのように縦に網目が無い部分が縞のようになっていて、皮が薄く、果肉を多く食べれる物の表面に亀裂か入りやすいことが欠点となっています。

やや縦長の楕円の球形で、溝状の縦縞と荒い網目があります。果肉が淡緑色で軟質となっていて、多汁なことが特徴となっています。

栽培環境によって網目のばらつきはありますが、香りや甘みが強いことも特徴です。

代表的なレシピ

アムスメロンは、シャーベットにしてひんやりスイーツにして夏にぴったりのデザートにしたり、生食で食べてももちろんおいしい果物となっています。

または、フルーツタルトとして、ほかの果物と共にトッピングしてもおいしくいただけるでしょう。

メロンは主にシャーベットのようなひんやりしたものとの相性が良く、フローズンとして飲み放題のところに置いてあることもよくあります。

そういった点で見ると甘さが活きて尚且つひんやり冷たくいただける夏のデザートとして愛される果物となっています。

家庭における保存方法

完全に食べ頃になった完熟のアムスメロンは生よりは風味が落ちるものの冷凍での保存が可能になります。

冷凍は皮から果肉だけをナイフで切り、一口大に切ったものをラップを敷いたバットなどに並べて再度ラップを被せて冷凍した後、凍ったらジップロックなど密封できる袋に移します。

食べるときはピューレやジュースに用いることができます。

用途が合えば冷凍保存でも十分おいしくいただけるでしょう。

店における食べ頃

大きすぎず小さすぎず、地面についた状態で育ったりしていない、色ムラがなく均整がとれた左右対称のもの、手に取った時に重みを感じるものを選びます。

お尻の部分が少し弾力を感じるようになったら食べごろのサインです。

メロンは収穫後追熟させて食べるので、まだ固く香りが弱いものは冷蔵庫に入れずに冷暗所で保存しましょう。

低温下では追熟せず、傷みを早める原因となってしまいます。

食べごろになって完熟したアムスメロンはおいしくいただけます。