バナナ
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バナナに含まれる主要栄養素
栄養素名 | カリウム | カルシウム | マグネシウム | 銅 | 鉄 | 食物繊維 | ビタミンC |
---|---|---|---|---|---|---|---|
100g含量 | 360 | 6 | 32 | 0.09 | 0.3 | 5 | 56 |
単位 | (mg) | (mg) | (mg) | (μg) | (mg) | (mg) | (mg) |
栄養素名 | ビタミンA | カロテン | ビタミンB1 | ビタミンB2 | ビタミンB6 | 葉酸 | ビタミンE |
---|---|---|---|---|---|---|---|
100g含量 | 0.5 | 0.05 | 0.04 | 0.38 | 26 | 16 | 1.1 |
単位 | (mg) | (μg) | (mg) | (mg) | (mg) | (mg) | (mg) |
バナナの栄養と効用
東南アジアからニューギニアにかけての地域で栽培化されたバナナは、マレー・ポリネシア系民族が太平洋の島々に移動住していくに連れてそれらの島々にも広がっていきました。また、西のインドにも栽培化から日をおかず伝播していったため、東南アジアからインドにかけての地域においては現在の主要品種以外にも多くの品種のバナナが存在しています。
生食用バナナは、多くが大規模なプランテーションで栽培されています。生産量ではインドが、28%をしめますが、その殆どはインド国内で消費され輸出量ではラテンアメリカ諸国が8割をしめます。これは、ラテンアメリカ諸国及びフィリピンにおいてはバナナが当初から輸出産業として開発されたのに対し、インドやアフリカなどではまず自給用や国内消費用に生産の主眼が置かれているからです。
世界で生産されるバナナの約4分の3はデザート用(生食用)約4分の1が調理用です。アフリカ諸国では、個人の摂取カロリーのうち半分をバナナに依存する地域も存在します。
バナナは、皮を剥いてそのまま、あるいはケーキやヨーグルトに入れるなどして生食されます。ミキサーを使ったジュースやチョコレートをかけたお菓子となるのは、日本で出回っているキャベンディッシュ種です。
バナナを食べるとエネルギーが長時間持続する効果があります。バナナの糖質成分には、果糖、ブドウ糖、ショ糖、でんぷんなど多様な糖質が含まれています。そして、ビタミンB1やB2、ナイアシンなどのビタミンB群が豊富に含まれているので、代謝を促進させ、糖質、たんぱく質などをエネルギーに素早く換えてくれます。カリウムも豊富に含まれていて、血中の余分な塩分を排泄する作用があり、高血圧予防の効果も。食物繊維もで、便秘改善、大腸がん予防にも◎。
保存方法
25度以上になると傷みやすくなり、13度以下になると熟成が止まるので冬場は居間などで保存します。 バナナの房を仰向けに置いておくと房の重みで下の部分がつぶれて傷んでしまいます。 山型に伏せておくか、バナナハンガーなどにつり下げて保存します。 バナナハンガーがない場合は、ドアノブなどにフックや紐でぶら下げておく方法もあります。 バナナを長持ちさせる方法は、サランラップで、バナナの根元を包みます。 これだけでバナナが3-5日は長持ちします。 また、バナナの房をバラバラにしておくと長持ちします。 バナナ自身が追熟しやすいエチレンガスを出しています、より早く追熟するためには、同じくエチレンガスを多量に放出するりんごと一緒に保存するといいです。 バナナの実が見えるくらいギリギリの所まで軸の部分を切り落とすのも長持ちします。 熟したバナナは、ラップに包んで冷蔵庫、野菜室に入れるとより良いです。
食べごろの選び方
美味しいバナナの選ぶポイントは、ある程度全体に黄色く色づいているものを選びます。 真青の物は良い状態で最後まで追熟できると完全には言い切れません。 バナナは反った背中側を下に売られていますが、そうすると傷みやすいので、買うときは柔らかくなってないか確認して買いましょう。 表面に黒い斑点が出てきますが、これはシュガースポットといい、食べごろの合図です。
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