グレープフルーツ(グレープフルーツ)

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グレープフルーツ

グレープフルーツに含まれる主要栄養素

栄養素名 カリウム カルシウム マグネシウム 食物繊維 ビタミンC
100g含量 140 15 9 0.04 0 0
単位 (mg) (mg) (mg) (μg) (mg) (mg) (mg)
栄養素名 ビタミンA カロテン ビタミンB1 ビタミンB2 ビタミンB6 葉酸 ビタミンE
100g含量 0.3 0.07 0.03 0.04 15 36 0.6
単位 (mg) (μg) (mg) (mg) (mg) (mg) (mg)

グレープフルーツの栄養と効用

グレープフルーツの歴史は、300年程で、18世紀に西インド諸島のバルバドス島で誕生したといわれています。その後1823年アメリカのフロリダに伝わり栽培が行われるようになりました。大正時代初期になると日本にも伝来しましたが日本の気候は栽培に向かず定着しませんでした。グレープフルーツが大量に輸入されるようになったのは、1970年代からです。

ビタミンCが多く含まれ、かぜや美肌、がん予防に◎。他の柑橘類や果実と比べるとしょ糖、果糖、ブドウ糖などの主成分である糖類量が少ないため、ダイエットに◎。酸っぱさの元であるクエン酸は、疲労回復、食欲増進の効果もあります。食物繊維のペクチンが多く含まれていて、老化予防、整腸効果、便秘改善にも◎。

苦味の元であるポリフェノールの一種「ナリンギン」には、脂肪の分解を促進する作用があり、高脂血症に効果があるといわれています。また抗酸化作用もあるので、癌予防にも効果が期待できます。

グレープフルーツ生産の上位5カ国は、中国、アメリカ、南アフリカ、メキシコ、タイで、1位の中国の生産量は年間約360万トンで全体の約47%を占めています。日本国内で販売されているグレープフルーツは殆どがフロリダや南アフリカからの輸入品です。旬の時期は、フロリダ産が11月〜6月で、南アフリカ産は、6月〜11月頃になります。

果肉部分を使ってサラダにしたり、そのまま果肉部分をデザートにしたり、甘みと苦味からソースやマーマレードジャムにもなります。

保存方法

グレープフルーツは、風通しの良い冷暗所に置いておくか、乾燥を防ぐためにビニールやポリ袋に入れて野菜庫で保存します。 その際に、冷蔵庫には入れないように注意しましょう。 グレープフルーツは、温度が低すぎると低温障害を起こしてしまう場合があります。 鮮度にもよりますが、1週間程度は保存が可能になります。 グレープフルーツの冷凍保存は一般的ではありません。

食べごろの選び方

表面が滑らかで、皮に張りがあり、手に取った際にしっかり重みを感じるものを選びましょう。皮がごわついているものは中にスが入ったようにスカスカの物が多くなっています。 重みがあるものは果汁がたくさん含まれている証拠でもあります。 グレープフルーツはぶどうのように密集して鈴なりに枝に実ります。 よくへこんでいたり、平らな部分があるのは隣のものとくっついて育ったからです。 出来れば離れて一つだけで育ったものの方が栄養がいきわたっていて太陽も十分に当たっているものが多くなっています。 なので、そういったへこみや平らな部分がないものを選ぶようにしましょう。 旬としてはフロリダ産で4月〜5月となっています。

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