林檎(りんご)

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林檎

林檎に含まれる主要栄養素

栄養素名 カリウム カルシウム マグネシウム 食物繊維 ビタミンC
100g含量 110 3 3 0.04 2 21
単位 (mg) (mg) (mg) (μg) (mg) (mg) (mg)
栄養素名 ビタミンA カロテン ビタミンB1 ビタミンB2 ビタミンB6 葉酸 ビタミンE
100g含量 0.2 0.02 0.01 0.03 5 4 1.5
単位 (mg) (μg) (mg) (mg) (mg) (mg) (mg)

林檎の栄養と効用

原産地はカザフスタン南部、キルギスタン、タジキスタンとされており、ここからヨーロッパやアジアルートで日本にも広まったと考えられています。現在日本で栽培されているものは、明治時代以降に導入されたものです。

林檎の栄養的特長としては、カリウム、ポリフェノールを豊富に含んでいることです。他にも食物繊維、ペクチンも豊富に含まれているので、整腸作用があります。
水溶性の食物繊維であるペクチンは、腸内に入ったときに、消化物やコレステロールなどを包み込み腸内を刺激し体外に排出させやすくする働きがあり、便秘の改善や高血圧予防に効果があります。カリウムは、体内の余分な塩分を排出させるため、高血圧予防に効果的です。

林檎の酸味のもとであるリンゴ酸とクエン酸は、疲労回復、食欲増進などに効果があり、美容・健康またダイエットにとても優れた働きを持つ果物です。

保存方法

林檎は保存性の高い果物で、林檎の寒い季節で、冬などは暖房の入ってない所に箱に入れたまま新聞紙で包んでおくだけで1ヶ月は大丈夫です。 暑い時期や暖房が入るときは冷蔵庫に入れておきましょう。その場合は乾燥を防ぎ、他の果物などに影響しないようにビニールやポリ袋に入れるようにします。 林檎はエチレンガスを放出しています。このガスは果物を追熟させる効果があるので、熟させたい物は近くに置いて、傷まない程度にしておきます。 冷凍は生のままは無理です。可能なのは林檎を煮た状態の物やジャムにしたものです。

食べ頃の選び方

赤い林檎の場合はお尻までしっかりあかくなってる物が熟してる物です。 赤と緑のグラデーションになってるものは酸味が強いと思いましょう。青林檎の場合は全体的に色ムラがない物を選んで下さい。 大きさは、大玉よりも中玉のもののほうが味に当たり外れが少ない傾向があります。 枝がひからびていないか、手に持った時、ずっしりと重いかも選ぶポイントです。 重い物は果汁がしっかり詰まっています。

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