無花果(いちじく)

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無花果

無花果に含まれる主要栄養素

栄養素名 カリウム カルシウム マグネシウム 食物繊維 ビタミンC
100g含量 - - - - - - -
単位 (mg) (mg) (mg) (μg) (mg) (mg) (mg)
栄養素名 ビタミンA カロテン ビタミンB1 ビタミンB2 ビタミンB6 葉酸 ビタミンE
100g含量 - - - - - - -
単位 (mg) (μg) (mg) (mg) (mg) (mg) (mg)

無花果の栄養と効用

ギリシャ神話や旧聖書にも登場するいちじくは、栽培果実としては世界最古の歴史を持ちます。原産国は、メソポタミア、地中海沿岸地方と言われ、1万年以上も前の石器時代の洞窟からも発掘されています。日本には江戸時代後半1641年頃に長崎から入り各地で栽培されるようになりました。寒さに弱いため、日本では、静岡、和歌山、愛知などが主産地となっています。

味は甘く、独特のほんのりした香りを持っています。生で食べるのが一般的ですが、ジャムやコンポートにしても美味しく、缶詰やドライフルーツにした加工品も売られています。特にジャムは、ヨーロッパでは、最高級のジャムといわれています。

旬は、夏果は6月〜7月頃で、秋果は8月〜10月頃です。熟れて赤く色づきの良いものを選ぶのがコツです。やわらかく傷がつきやすい果実でもあります。

無花果には血圧降下、整腸作用、滋養・健胃・消化の促進などの薬用効果があります。また二日酔いにも良いでしょう。葉や果肉から出る白色の乳液には、たんぱく質分解酵素フィシン リパーゼ アミラーゼを含み肉や魚料理の後にデザートとして食べると、胃の負担を軽くします。
よく熟した実を食べないと、胃腸が痛んだり食欲を無くしたりすることがあるので、未熟な実を避けて必ず熟した果実を食しましょう。

保存方法

無花果は傷むのがとても早い果物です。温度の高い場所に長時間置いておくのはやめるようにしましょう。 ビニール袋またはポリ袋に入れ、冷蔵庫に入れてください。そしてなるべく早めに食べ切るようにしましょう。 冷凍保存も可能で、その際は解凍した時に食べやすいように先に皮をむいておいてぴったりとラップでくるんで保存するようにするといいでしょう。 傷みの早い果物は保存する場所の温度なども関係してくるので、しっかり管理するようにするといいでしょう。

食べごろの選び方

ぽってりとした丸みがあり、付け根の切り口付近まで色づいているものを選んでいきます。また、表面の皮に張りがあり、しぼみや傷、傷みのないものを慎重に選びます。 無花果は切ると白い樹液を出すので、枝から切られた部分を見て切り口が新しいかどうか確かめます。 先の方が裂け始め、中の紅い花が見えてくると一番の食べごろを表しています。 旬としては夏から秋で、露地物の無花果の収穫期は長く、夏の8月頃から10月頃までで、夏果は6月から7月となっています。

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