八朔(はっさく)
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八朔に含まれる主要栄養素
栄養素名 | カリウム | カルシウム | マグネシウム | 銅 | 鉄 | 食物繊維 | ビタミンC |
---|---|---|---|---|---|---|---|
100g含量 | 180 | 13 | 10 | 0.04 | 0.1 | 9 | 110 |
単位 | (mg) | (mg) | (mg) | (μg) | (mg) | (mg) | (mg) |
栄養素名 | ビタミンA | カロテン | ビタミンB1 | ビタミンB2 | ビタミンB6 | 葉酸 | ビタミンE |
---|---|---|---|---|---|---|---|
100g含量 | 0.3 | 0.06 | 0.03 | 0.07 | 16 | 40 | 1.5 |
単位 | (mg) | (μg) | (mg) | (mg) | (mg) | (mg) | (mg) |
八朔の栄養と効用
八朔には、ビタミンCが豊富に含まれていて1個食べれば、1日に必要なビタミンCが獲れてしまうほどです。苦味の成分であるナリンギンというビタミンPが含まれていて、高血圧予防、がん予防に◎。ナリンギンは、果肉よりも袋に多く含まれています。また皮にはオーラプテンという成分が含まれていて、活性酸素を抑制する抗酸化作用があります。無農薬の八朔なら、皮をジャムにしても良いかもしれません。
八朔を使った料理
1.八朔の皮に包丁で十字に切れ目を入れ、皮を4つにむく。大き目のボールに皮がかぶる くらいの水を入れ、一晩水につける。皮が浮く場合は重石をのせる。(重石がなければ、 ボールよりひと回り小さい皿を重石代わりに乗せておく)
2.皮のうち側のふやけている白い部分をスプーンで取る。グレープフルーツを食べる時 に使うギザギザが付いたスプーンを使うと良い。(皮の内側の白い部分が取れなければ 完全に取れなくても良い)
3.皮をすすいだあと、鍋に皮とたっぷりの水を入れ、沸騰してから10分程煮立たせた後、 お湯を捨てて皮を水ですすぐ。これをもう一度繰り返す。2回繰り返すことによって苦 味を取る。
4.皮を縦に4本〜6本に切る。鍋に切った皮と水、砂糖、ブランデーを入れ、最初は中火で、 ふつふつと煮て、後は、弱火でじっくり煮ると皮がキレイに透き通るくらいのオレンジ 色になる。水分がなくなるまで煮詰めるが、絶対に焦がさないように気をつける。
保存方法
かなり日持ちする果物で、冷暗所においておくだけでも、2-3週間は大丈夫です。気温が高いときや。暖かい部屋しかない場合は冷蔵庫に入れましょう。 その際、乾燥しないようにサランラップに包むか袋などに入れて保存します。
食べごろの選び方
色が明るい橙黄色で、茶色い部分がなく、ヘタの部分が緑色の物、手に取ったときずっしりの重みのある物を選びましょう。 香りも重要で、さわやかな香りの中に甘い香りがあるか確かめて下さい。 八朔の収穫は12月頃から始まります。通常は2月中旬位には収穫を終えますが、完全に木成で完熟させた物は3月中旬頃が収穫時期となります。 八朔は通常、収穫後1ヶ月-2ヶ月ほど貯蔵され、酸味が落ち着いてから出荷されます。 「八朔」とは旧暦の8月1日のことで、その時期から食べられるようになることからこの名が付いたとされていますが、現代ではそんな真夏には食べられません。 最も美味しいのは2月から3月で完熟物は4月までです。
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