ベリールイの旬や美味しい季節、栄養や効用について

ベリー類とは

ベリー類とは、庭や原野、森林でとれる小さな食べられる実のことをいいます。草の実と木の実の2種類に大別されます。

ベリー類は、ラズベリー、ブラックベリー、クランベリー、グーズベリー（スグリ）、カシス（クロスグリ）、ハスカップといろんな種類があります。

ラズベリーは、ヨーロッパや北アメリカが原産、ブラックベリーは北アメリカ東部が原産、クランベリーは北米が原産、グースベリーやカシスはヨーロッパが原産、ハスカップはシベリアが原産となっています。日本では、ラズベリーが北海道や長野県、ブラックベリーが長野県や神奈川県などで栽培されています。

旬の時期

ベリー類の旬の時期は、種類によって異なり、6月から10月が旬の時期の物があったり、7月から8月が旬の時期の物があったりします。ベリー類全体で見ると、主に7月から8月が旬の時期である物が多いです。

ベリー類の栄養成分

注目成分として、アントシアニンが含まれており、その他にもビタミンCを比較的多く含み、カリウムや葉酸も含まれています。

ベリー類の効能

ポリフェノールの一種であるアントシアニンは、眼精疲労の軽減に効果的です。

また、豊富に含まれてるカリウムは、生活習慣病の予防に良いとされており、葉酸は貧血予防に効果があります。

ベリー類の形や色の特徴

ベリー類はきれいな色や愛らしい形、甘酸っぱさなどが特徴となっていますが、種類によって形、色、大きさは異なります。

ラズベリーは、小さな球がたくさん集まって出来ている1〜2cm程の細面の形で、鮮やかな赤、黄、桜色の物などがあります。ブラックベリーは、ラズベリーのような形をしていて赤く、熟すと赤色から黒く変わります。カシスは、1cm程の球形であり、濃紫色をしています。ハスカップは1〜2cm程の楕円形に実がなり、赤い実や黄色い実を付けるものがあります。

代表的なレシピ

ベリー類は、生で食べても美味しいですが、日持ちが悪く2〜3日が限界です。冷凍保存しておくのが良いでしょう。

シャムやソース、スムージーにしても良いです。

また、幾つかのベリー類を使って、ベリーベリートライフルを作る事も出来ます。

家における保存方法

ラズベリー、クランベリー、ブラックベリー、ブルーベリー、グーズベリー、カシス、ハスカップ、ボイセンベリーなどの種類があります。

いずれも日持ちしないので冷蔵庫で保存してすぐに食べるようにしましょう。食べきれない分は冷凍するかジャムやソースなどに加工するといいです。

冷蔵保存する場合は水で湿らせたキッチンペーパーでくるみジブロックなどに入れて保存します。空気に触れさせたり乾燥させないようにしましょう。冷風が出てくる冷蔵庫のファンの下にはおかないほうがいいです。直接冷風があたると傷んでしまいます。

ジャムやソースや果実酒などに使われることが多いです。ラズベリーはタルトやケーキなどでよく使用されています。

店における食べ頃

ラズベリーのシーズンは6月〜10月頃です。ブラックベリーは7月〜8月頃が収穫の時期です。クランベリーは8月〜10月頃に収穫されます。カシスの収穫時期は7月中旬〜8月上旬頃です。ハスカップのシーズンは6月〜7月頃です。

どのベリー類にもいえることですが色が濃くて張りのあるものを選ぶといいです。同じ大きさなら重みのあるほうがいいです。

ラズベリーには生活習慣病の予防によいとされるカリウムや貧血予防に効果がある葉酸がふくまれています。またポリフェノールの一種アントシアニンがふくまれるので眼精疲労の軽減に期待できます。