アケビ(あけび)
スポンサーリンク
"Akebia quinata SZ77" by Philipp Franz von Siebold and Joseph Gerhard Zuccarini - Flora Japonica, Sectio Prima (Tafelband).. Licensed under Public domain via ウィキメディア・コモンズ.
アケビに含まれる主要栄養素
栄養素名 | カリウム | カルシウム | マグネシウム | 銅 | 鉄 | 食物繊維 | ビタミンC |
---|---|---|---|---|---|---|---|
100g含量 | - | - | - | - | - | - | - |
単位 | (mg) | (mg) | (mg) | (μg) | (mg) | (mg) | (mg) |
栄養素名 | ビタミンA | カロテン | ビタミンB1 | ビタミンB2 | ビタミンB6 | 葉酸 | ビタミンE |
---|---|---|---|---|---|---|---|
100g含量 | - | - | - | - | - | - | - |
単位 | (mg) | (μg) | (mg) | (mg) | (mg) | (mg) | (mg) |
木通とは
アケビはアケビ科アケビ属のつる性の植物で、日本や中国、韓国などの東アジアが原産とされています。
アケビのつるに空洞があり、空気が通ることから「木通」や「通草」と記すようになったようです。
山形県が日本の生産では多く、愛媛県、秋田県と続いていきます。現在市場で販売されているものはほとんどが山形産となっています。
アケビが知れ渡ったのもまだ最近のことで、知らない人も多いようです。
旬の時期
アケビは9月から10月にかけて出回ります。その時期が旬といえます。
木通の栄養成分
アケビには、ビタミンC、葉酸、カリウムが豊富に含まれています。
木通の効能
アケビに含まれるビタミンCは風邪を予防したり、美容に効果的といわれ、葉酸は貧血予防に効果的で、カリウムは高血圧を予防します。その他にも多くの効能が見られており、がん予防や動脈硬化予防、脳梗塞や心筋梗塞までも予防することができます。
ビタミンCをしっかりとることで、美肌効果が見られ、肌のシミやそばかすを予防することができます。
多くの効能を見せてくれるアケビは栄養価の高い果物といわれています。
木通の形や色の特徴
果皮は紫色で葉は楕円形になっています。果皮が割れているものは完熟している証拠で、熟しても果皮が紫色にならない「白あけび」もあるようです。完熟しているものは日持ちしないので、早めに食べきるといいようです。
アケビはムベと間違われることもあるようで、ムベは別名で「トキワアケビ」といわれる物のアケビ属ではなく、ムベ属の植物なので一緒にしないようにしましょう。ムベは果皮が赤紫色で熟しても果皮は割れないようです。
代表的なレシピ
甘味を生かしたあけびみるくとしたりそのまま口に含んだり、果皮で肉詰めにしたり味噌炒めにしたり揚げ物にしたりと食べ方は様々なようです。
甘み成分が多いので、果皮が割れた中の実を口に含み、種を出すといったように食べることが主なようです。
家庭における保存方法
果皮が割れてすでに食べごろになっているものは日持ちはしなくなっています。早く食べた方がいいでしょう。
まだ割れていないものは乾燥しないようラップで包むか、ビニール袋やポリ袋に入れて冷蔵庫で保存するようにしてください。
口のあいたものは食べ頃なので、美味しいのですが、日持ちには適していないので、まだ日持ちするといった物を選ぶようにするとできるだけ長く保存がきくかもしれません。
店における食べ頃
表面がきれいな紫色で、傷や変色している部分がないものを選びます。
持った時に皮に弾力がある物が美味しく、ぱっくり割れているのは食べごろのサインですが、口をあけた割れ間を見て割れたのが新しいのかどうか中のゼリー状の果肉が乾いていないかを確認します。
そこで新しいものだと分かれば、最も食べごろのもので、そういったものは出来るだけ早く食べるようにした方がいいといえます。
そして旬が秋の9月〜10月なのでその時期のあけびはおいしいでしょう。
スポンサーリンク
その他果物・フルーツ一覧
杏 / 無花果 / 苺 / 伊予柑 / 梅 / 柿 / キウイ / 葡萄 / 金柑 / 栗 / グレープフルーツ / さくらんぼ / 石榴 / ザボン / 西瓜 / すだち / 李 / 梨 / ネーブルオレンジ / 夏みかん / 枇杷 / パイナップル / 八朔 / バナナ / プルーン / みかん / バレンシアオレンジ / メロン / 桃 / 柚子 / アケビ / 檸檬 / 西洋梨