チョウジュウロウ (ちょうじゅうろう)
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チョウジュウロウ に含まれる主要栄養素
栄養素名 | カリウム | カルシウム | マグネシウム | 銅 | 鉄 | 食物繊維 | ビタミンC |
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100g含量 | - | - | - | - | - | - | - |
単位 | (mg) | (mg) | (mg) | (μg) | (mg) | (mg) | (mg) |
栄養素名 | ビタミンA | カロテン | ビタミンB1 | ビタミンB2 | ビタミンB6 | 葉酸 | ビタミンE |
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100g含量 | - | - | - | - | - | - | - |
単位 | (mg) | (μg) | (mg) | (mg) | (mg) | (mg) | (mg) |
長十郎の呼び名由来についてご存知ですか?
1895年(明治28年)ごろに神奈川県川崎市大師河原の梨農家、当麻辰次郎氏により発見され、その屋号からこの名前がつけられました。
かつては赤梨の代表として食卓を飾りましたが、現在ではそれ程多く生産されていません。
大きさは約250〜300gで、果肉はややかため、酸味は少なく程よい甘さです。
昭和のはじめには「二十世紀」と人気を二分し、神奈川県中心に多く栽培されましたが、その後「幸水」などの新品種に押され、栽培が減少しました。
本来の味は十分甘いのですが、収量を上げるために糖度を下げている事が多いです。
受粉用の花粉採取のためによく使われています。
長十郎の旬の時期
長十郎の旬の時期は秋で、9月下旬から10月中旬の間です。
出荷時期も同じです。
長十郎の栄養成分
梨の90%は水分で、果物の中でもかなり多い水分量です。
その果汁はエネルギー源となる果糖を含んでいます。
カリウムが比較的多く含まれています。
梨独特のしゃりしゃりとした歯ごたえは、ペントサンという成分で出来ている石細胞によるものです。
この石細胞は普通の細胞よりも細胞壁が厚くできており、腸を刺激して腸が活発に動くようにサポートしてくれます。
また、リンゴと同様にタンニンが含まれています。
長十郎の効能
・ペントサンによる排泄作用、便秘解消
・タンニンによる二日酔いからの回復
・カリウムによる利尿作用でむくみ解消
・90%の水分によって身体を冷やす
・コレステロール値の抑制、高血圧予防
・呼吸器系の炎症を抑える(せき、たん、のどの痛みの軽減)
など
長十郎の色と形の特徴
色は茶色で、ざらざらとしており斑点があります。
長十郎の代表的なレシピ
長十郎の代表的なレシピは梨寒天です。
梨寒天は離乳食としても有効です。
梨寒天以外にも梨ようかん、梨と豆乳のムースもあります。
家における保存方法
梨は水分が蒸発するとカサカサになってしまうので、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。新鮮で保存状態が良ければ、7〜10日ほど日持ちします。日本の梨は基本的に追熟しませんので、なるべく早く食べましょう。
生のまま冷凍保存をするのには向いていませんので、冷凍したい場合は皮を剥き、レモン汁を少し加えてミキサーにかけたピューレ状のものを保存用の密封袋に入れましょう。それを薄く板状にして冷凍します。煮込み料理に加えたりスムージーにと使えます。
店における食べ頃
かつては赤梨の代表として食卓を彩ってきましたが、現在ではそれほど多く店頭に並んではいません。長十郎よりも早く出荷できる早生種の梨が台頭するようになったからです。昭和初期に主に関東地方で栽培された品種で、黒斑病に強いのが特徴です。
8月下旬〜9月上旬に熟す早生種で、9月中旬〜10月までシーズンが続きます。
果肉はやや固めで酸味は少なく、程よい甘味を持っています。最近主流の梨と違い、シャキシャキとした歯ざわりが楽しい品種になります。
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その他果物・フルーツ一覧
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