フジ(ふじ)
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"Fuji apple" by Scott Bauer, USDA ARS - This image was released by the Agricultural Research Service, the research agency of the United States Department of Agriculture, with the ID K7602-2 (next).This tag does not indicate the copyright status of the attached work. A normal copyright tag is still required. See Commons:Licensing for more information. . Licensed under Public domain via ウィキメディア・コモンズ.
フジに含まれる主要栄養素
栄養素名 | カリウム | カルシウム | マグネシウム | 銅 | 鉄 | 食物繊維 | ビタミンC |
---|---|---|---|---|---|---|---|
100g含量 | - | - | - | - | - | - | - |
単位 | (mg) | (mg) | (mg) | (μg) | (mg) | (mg) | (mg) |
栄養素名 | ビタミンA | カロテン | ビタミンB1 | ビタミンB2 | ビタミンB6 | 葉酸 | ビタミンE |
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100g含量 | - | - | - | - | - | - | - |
単位 | (mg) | (μg) | (mg) | (mg) | (mg) | (mg) | (mg) |
ふじとは
ふじは「国光」と「デリシャス」を交配し、1930年代後半に育成された品種で1962年に品種登録されて以来日本で最も沢山作らてるようになったリンゴです。その人気は海外でも広がり、中国やアメリカなど各国で作られるようになり、世界でも最も沢山生産されているリンゴとなっています。
ふじという名前は、育成地である青森県藤崎と富士山から来ています。
このふじは、日本で収穫されるリンゴの55%を占めています。また、収穫量が多いのは青森県で、次いで長野県、福島県となっています。
旬の時期
ふじは、10月上旬や中旬から発売されます。熟期は11月上旬から中旬ですが、保存性が高いので、翌年の 4月以降でもたくさん店頭に出されます。なので旬の時期は、10月から4月ぐらいと言えます。
ふじの栄養成分
有機酸、カリウムなどが含まれており、皮にはベクチンやポリフェノールが豊富に含まれています。
ふじの効能
有機酸には、クエン酸、リンゴ酸といった物があり、胃腸の働きを良くし、殺菌作用などの効果があります。また、乳酸を減して、疲れを取り除き、肩こり、腰痛の防止にも効果があります。
カリウムは、体内の塩分を排出する働きがあり、高血圧に効果があります。
皮に多く含まれているベクチンは、整腸作用を促しコレストロールを排出する作用や便秘を防ぎ大腸ガンを予防する効果があります。
また、ポリフェノールは、コレステロールを取り除いたり、活性酸素を抑える働きがあり、がん予防にも効果があります。さらに、膚の光老化を防止する働きがあります。
ふじの形や色の特徴
ふじは赤いリンゴで、大きさは300〜400gほどで、野球ボール程度の大きさであります。果汁が豊富なうえ、味のバランスが良く甘味と香りはしっかりしています。また、歯触りもシャキシャキと心地よく人気が高いです。
さらに、蜜が入りやすい、貯蓄性が高いといった特徴もあります。
代表的なレシピ
ふじは皮ごとそのまま食べても美味しいですが、サラダにしてみたり、甘さ控えめのジャムを作ったりする事も出来ます。
家庭における保存方法
りんごは保存性の高い果物となっています。特にりんごの季節は寒い時期が中心なので冬は暖房のかかっていないところに箱に入れたままか新聞紙などで包んで置いておくだけで1ヶ月は持ちます。
暖かい時期や暖房の入る場合は冷蔵庫で保存します。その際、乾燥を防ぐために他の果物と影響しないようビニールやポリ袋に入れるようにしましょう。
りんごはエチレンガスを放出しているので、果物を熟す働きがあります。
早く食べたい場合などはいいですが、それ以外の場合は一緒に入れないようにしましょう。
冷凍保存は生のままではできないので、する場合は煮た林檎になります。
店における食べ頃
色がお尻の方までしっかり紅く入っているものは熟している合図でもあります。
上と下で色が違う場合は完全に熟していないと思っていいでしょう。
そしてあまり大玉すぎるものよりは中玉を選ぶようにしましょう。
そして、枝が干からびているものは鮮度も落ちているので、そうでないものを選び、水分が抜けているものは避けるようにします。
そして重みがあり、香りが強いものを選ぶことが大切になります。
旬としては11月から6月といえます。
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その他果物・フルーツ一覧
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