ホシガキ(ほしがき)
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"Dried Kaki Fruit" by Searobin - Searobin's file. Licensed under CC 表示-継承 3.0 via ウィキメディア・コモンズ.
ホシガキに含まれる主要栄養素
栄養素名 | カリウム | カルシウム | マグネシウム | 銅 | 鉄 | 食物繊維 | ビタミンC |
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100g含量 | - | - | - | - | - | - | - |
単位 | (mg) | (mg) | (mg) | (μg) | (mg) | (mg) | (mg) |
栄養素名 | ビタミンA | カロテン | ビタミンB1 | ビタミンB2 | ビタミンB6 | 葉酸 | ビタミンE |
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100g含量 | - | - | - | - | - | - | - |
単位 | (mg) | (μg) | (mg) | (mg) | (mg) | (mg) | (mg) |
干し柿とは
干し柿は、平安時代中期からあり、927年に完成した延喜式に祭礼用の菓子として登場したのが最初だと言われています。
干し柿にはいろんな種類があり、ころ柿、あんぽ柿、市田柿、串柿、つるし柿、中国産干し柿などがあります。
主産地は福島県で、全国生産量の約4割を占めます。次いで長野県、山梨県と続きます。干し柿の種類の一つであるころ柿は石川県の志賀町を中心として作られる能登の特産品です。
干し柿は、渋柿を乾燥させることにより出来る柿です。乾燥によって渋みがなくなり、甘味が強く感じられるようになります。その甘さは砂糖の約1.5倍とも言われています。
旬の時期
干し柿の旬の時期は、産地や種類によって多少異なりますが、毎年10月から出始め、12月の歳末商戦でピークを迎えます。年が明けると量は激減しますが、3月頃まで少量ながら出回っています。つまり、10月から3月ぐらいまでが旬の時期となっています。
干し柿の栄養成分
干し柿には、多くの果糖やビタミン類が含まれていますが、ビタミンCは無く、ビタミンAが豊富に含まれています。また、豊富な食物繊維も含まれています。
干し柿の効能
干し柿に多く含まれる果糖やビタミン類は、二日酔い防止、高血圧予防に効果的です。
豊富な食物繊維は、整腸作用に優れており、腸のバランスを整えてくれたり、コレステロールを吸収して一緒に排出するという効果があります。
その他、干し柿の表面の白い粉は、漢方では咳や喉の痛み・口内炎に効果があるとされています。
干し柿の形や色の特徴
干し柿は、一口大の大きさで食べやすく、鮮やかなあめ色の果肉をきめ細かな白い粉が覆い、もっちりとした食感と上品な甘味があるのが特徴となっています。
代表的なレシピ
干し柿はそのまま食べても甘くて美味しいですが、白ワイン漬にしたり、サンドイッチにしたり、どら焼きにしたりと色々なレシピがあります。
家における保存方法
外につるしておくとどんどん硬くなってしまいます。ちょうど良い硬さ・柔らかさで紙袋に入れて涼しい場所においておくといいです。3〜4日くらいもちます。冷蔵庫で保存する場合は乾燥しすぎてしまうことや冷蔵庫の臭いが移ってしまう可能性があることから紙袋に入れてからビニール袋に入れて保存しておくといいです。
冷凍保存する場合は一個ずつ丁寧に空気を抜きながらラップしてジッブロックに入れて冷凍庫に入れます。人によっていろいろですが長期間保存できます。
店における食べ頃
柿の収穫時期や旬の時期は品種によって異なってきますが最も沢山の種類が並び出盛りとなる旬の時期は10月〜11月といえます。品種によっては12月も美味しい旬の時期にあたるものもあります。干し柿は12月中旬あたりから出回りはじめます。
市田柿・ころ柿などの完全干し柿は白い粉がふき、粉の部分が茶色に変色していないものを選ぶといいです。あんぽ柿などの半生の柿は果肉の色がオレンジ色のものを選ぶといいです。茶色や黒っぽいものは元の柿が未熟であまりおいしくありません。
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その他果物・フルーツ一覧
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