ジョナゴールド (じょなごーるど)
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ジョナゴールド に含まれる主要栄養素
栄養素名 | カリウム | カルシウム | マグネシウム | 銅 | 鉄 | 食物繊維 | ビタミンC |
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100g含量 | - | - | - | - | - | - | - |
単位 | (mg) | (mg) | (mg) | (μg) | (mg) | (mg) | (mg) |
栄養素名 | ビタミンA | カロテン | ビタミンB1 | ビタミンB2 | ビタミンB6 | 葉酸 | ビタミンE |
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100g含量 | - | - | - | - | - | - | - |
単位 | (mg) | (μg) | (mg) | (mg) | (mg) | (mg) | (mg) |
あらまし
ジョナゴールドはゴールデンデリシャスと紅玉の交配種で1943年にアメリカの農業試験場でうまれました。日本には1970年に導入され、現在日本で4番目に多く作られているリンゴの品種となっています。
紅玉が花粉親であるため酸味が強く、未熟なものは渋みがあり生食には向きません。食感も紅玉に似てやややわらかい口あたりです。
しかし完熟品は甘みと酸味のバランスがよく生食・加熱調理両方に適しています。
近年はふじに代表されるような甘みの強いリンゴが多く流通し、主流となっていますが「酸っぱかった昔のリンゴが懐かしい」とお感じの方はやや入手しにくい紅玉のかわりに買い求めてはいかがでしょうか。
ややぼけやすいのが短所なので入手したらはやめに使い切りましょう。リンゴから自然に分泌されるろう物質で果皮の表面がテカテカしてきたら、それが完熟のサインです。
旬の時期
10月から11月まで収穫されます。貯蔵されたものも翌年の春まで出回りますが、貯蔵性はあまり良いとはいえず味は劣ります。
栄養成分
糖質が大半です。食物繊維である水溶性のペクチンが豊富で果皮にはポリフェノールが多く含まれています。またジョナゴールドは酸味の元となるリンゴ酸・クエン酸を豊富に含むリンゴです。
効能
ペクチンには便秘・下痢などの症状を緩和する整腸作用とともに、血中のコレステロールを低下させる効果があり動脈硬化や心筋梗塞を予防します。
ポリフェノールは強い抗酸化作用を持ち細胞の老化・ガン化を防ぐ物質として知られています。
リンゴ酸・クエン酸は唾液の分泌を促し、こってりした食事の消化を助けて体内のエネルギー生成を効率化してくれます。
形や色の特徴
標準的なリンゴの見た目をしており、1個の重さは300g前後です。真紅というよりややピンクがかった色味が特徴です。
代表的なレシピ
ジョナゴールドのような紅玉系のリンゴはアップルパイづくりに向いています。パイというとどうしてもこってりしがちなところを酸味のきいたリンゴが中和してバランスをとってくれます。
家庭における保存方法
りんごは保存性の高い果物です。特に林檎の季節は寒い時期が中心なので、冬などは暖房の入っていないところに箱に入れたままか新聞紙などでくるんでおくだけで一ヶ月はもちます。
暖かい時期や暖房の入る時期は冷蔵庫に入れてください。
その場合は乾燥防止のために袋に入れるようにしましょう。
冷凍保存は生ではできません。できるのは、アップルパイなどで使うりんごを煮た状態のものです。
店における食べ頃
全体的に淡いピンク色のものが熟しているといえます。上と下で色が違う場合はまだ完全に熟しているとはいえません。その場合は酸味が強くなっています。
大玉よりも中玉のほうが味に外れがなく、日持ちもいい傾向にあります。
枝が干からびておらず、もぎたてでないにしても枝が干からびているものは鮮度も落ち、水分がかなり抜けている可能性が高くなっています。
持った時に重みをずっしり感じるものを選びましょう。そういったものは果汁が多くなっています。
最後に香りで、熟しているものは芳酵な香りがします。
収穫は10月上旬から1か月され、食べごろの旬はその収穫から近い10月下旬から12月となっています。
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その他果物・フルーツ一覧
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