オウリン(おうりん)
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オウリンに含まれる主要栄養素
栄養素名 | カリウム | カルシウム | マグネシウム | 銅 | 鉄 | 食物繊維 | ビタミンC |
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100g含量 | - | - | - | - | - | - | - |
単位 | (mg) | (mg) | (mg) | (μg) | (mg) | (mg) | (mg) |
栄養素名 | ビタミンA | カロテン | ビタミンB1 | ビタミンB2 | ビタミンB6 | 葉酸 | ビタミンE |
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100g含量 | - | - | - | - | - | - | - |
単位 | (mg) | (μg) | (mg) | (mg) | (mg) | (mg) | (mg) |
王林とは
王林は、福島県で誕生したゴールデン・デリシャスと印度の交配品種で、青りんごの中でも代表的な品種となっています。
生産は主に青森県、長野県、福島県で行われているようです。
誕生したばかりのころは「そばかす美人」「なしりんご」などと呼ばれていたようです。
見た目は果皮にそばかすのような見た目があり、見栄えが良くないことから品種登録されていなかったものの、味は別格です。
旬の時期
10月中旬頃から収穫に取り掛かり、旬としては11月から3月となっています。
王林の栄養成分
王林には、赤りんご以上にポリフェノールの一種であるプロシアニジンが含まれています。
その他多くのビタミンや食物繊維も豊富に含まれています。
王林の効能
王林に豊富に含まれるプロシアニジンが、脂肪の燃焼を促進し、蓄積を抑える効果があります。
このポリフェノールはワインで有名になり、肌を白くしたり、アトピー性皮膚炎、花粉症などのアレルギーを改善する効能があります。
内臓脂肪を蓄える器を小さくし、肝臓内で脂肪の燃焼を促進してくれます。
ビタミンCは、免疫力を高め、風邪などの抵抗力をつけたり、コラーゲンを合成し、肌の健康を保ちます。
メラニン色素の沈着を抑え、シミやそばかすを予防するといった効果があります。
その他にも含まれる多くの成分が、老廃物を排出させたり、新陳代謝を活発にしたり、疲労回復といった効果が見られます。
水分が多く過剰摂取をすると胃腸を壊してしまうので気をつけましょう。
王林の形や色の特徴
果皮は黄緑色で、果肉はやわたかく、なしのような食感で、多汁のくだものです。
強い甘さの割りに酸味が弱く、緑色に斑点がついた外見が特徴の晩生品種です。
この味と香りの芳酵さを持つ王林は、まさに「りんごの王様」とも呼べる品種なのです。
代表的なレシピ
王林は主にジャムやコンポートに用いられることが多いようです。
酸味が弱いため、最大限に甘さを生かしたジャムやコンポートを作ることができます。
家庭における保存方法
王林は、林檎の中の王様とも言われるように、冷蔵庫に入れておくと保存性が非常に高く、翌春まで保存がきく林檎となっています。
ゴールデンデリシャスと印度の実生の中から選択したものといわれています。
成熟期は11月上旬で、きおう、トキなどの交配親でもあります。
肉質緻密で多汁、酸は少なく甘さが強い青りんごです。
冷蔵庫に入れておけば、袋に入れるなどの乾燥を防ぐことをしなくても十分長持ちするようです。
店における食べ頃
独特な外観と風味を持つ林檎で、形は長円錐形で大きさは300グラム前後となっています。
形はあまりよくないのですが、手ごろに手に入る青りんごとして有名です。
果皮は鈍い緑黄色で果皮表面には、ひび状のさびが発生しやすくなっています。
食べ頃の旬の時期としては11月中旬ごろから翌年2月頃までが旬とされています。
しかし、貯蔵性には非常に優れているので、旬を過ぎると鮮度は落ちるものの普通に食べることができます。
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