セカイイチ の旬や美味しい季節、栄養や効用について

世界一の呼び名由来についてご存知ですか？

世界一は青森県りんご試験場（現・地方独立行政法人青森県産業技術センターりんご研究所）において１９３０年（昭和５年）に「デリシャス」に「ゴールデンデリシャス」を交配し、生まれた実生から選抜育種されたもので、正式名称は「青リ４号」とされています。

当時育種に参加した弘前市の對馬竹五郎氏によって「世界一大きなリンゴ」と宣伝されたことから、そのままそれが名称として採用されたとのことです。

世界一の旬の時期

世界一の旬の時期は１２月から１月で、冬の間です。
世界一の収穫時期は１０月中旬頃から下旬にかけて行われます。
食べごろの旬は１０月下旬から１月ごろまでとなります。

世界一の栄養成分

世界一も他のりんごも基本的に栄養素は一緒で、大きな違いはありません。

・炭水化物
・食物繊維
・たんぱく質
・灰分
・脂質
・エネルギー

などが含まれています。

世界一の効能

・動脈硬化症の予防に
・肥満の予防
・美容
・乳児の整腸作用
・大腸がんの予防
・虫歯予防
・便秘解消
・糖尿病予防
・高血圧予防
・貧血予防

などの効能があり、他のりんごによって効果を得る事も可能です。

世界一の色と形の特徴

形は名前のとおり大きく円錐形で、５ｋｇほどのものが売られています。
色は他のりんごと一緒で明るい赤色です。

世界一の代表的なレシピ

代表的なレシピは世界一簡単なりんごケーキです。

１　小麦粉、砂糖、ベーキングパウダーをボールに混ぜておきます。
２　りんごを適当な大きさに切って耐熱皿またはベーキングトレーに敷き詰めます。
３　１に卵を軽く混ぜ合わせて２の上に均一に載せます。
バターまたはマーガリンをその上に全体に乗せて、シナモンパウダーをかけます。
４　オーブンの中段に３を置いてからオーブンを２００℃に設定します。
約３０分で出来上がります。

家における保存方法

リンゴは保存性が高いので、寒い時期は暖房の入っていないところに箱に入れたままか、新聞紙に包んで置いておいても一ヶ月は美味しく食べられます。暖かい季節や暖房を入れる場合は、乾燥と他の果物への影響を防ぐため、ビニールやポリ袋に入れて冷蔵庫に入れましょう。

リンゴから放出されるエチレンガスが、果物を熟させる働きやジャガイモの芽の発生を抑制する効果を持っています。他の果物と一緒に保管せず、ジャガイモとは併せて保存すると良いでしょう。

生のまま、冷凍保存することはまず出来ません。煮た状態やジャムにしてから冷凍しましょう。

店における食べ頃

世界一の収穫は10月中旬頃〜下旬にかけて行われます。収穫後すぐ出荷されるものと冷凍貯蔵され徐々に出荷されるものがあり、春頃まで出回ります。食べ頃として10月下旬〜年明け1月頃までとなります。

大きさが見栄えのする品種なので贈答向けとして扱われ、市場価格が常に高い高級品種とされています。海外からの評価も高いリンゴです。

その大きさから世界一と名付けられ、しっかりとした歯ざわりが特徴です。甘味酸味共に控えめで、全体的にバランスの良い味となっています。