ワセミカン(わせみかん)

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ワセミカンに含まれる主要栄養素

栄養素名 カリウム カルシウム マグネシウム 食物繊維 ビタミンC
100g含量 - - - - - - -
単位 (mg) (mg) (mg) (μg) (mg) (mg) (mg)
栄養素名 ビタミンA カロテン ビタミンB1 ビタミンB2 ビタミンB6 葉酸 ビタミンE
100g含量 - - - - - - -
単位 (mg) (μg) (mg) (mg) (mg) (mg) (mg)

あらまし

早生蜜柑は温州みかんの枝変わり(突然変異が特定の枝のみで起こる現象)した品種でほかの温州みかんよりはやく10月から12月ごろにかけて収穫され、秋の訪れを告げてくれます。

温暖な九州地方での生産が盛んで静岡県などが主産地である青島みかんとくらべると一回り小さく、皮が薄く滑らかで酸味はやや控えめなのが特徴です。

最も多く生産されている「宮川早生」を筆頭に「興津早生」や「山下紅早生」といった種類があり、いずれも十分な甘みとコクで人気のあるみかんです。

早生蜜柑のなかで最もはやく収穫されるものは極早生蜜柑と呼ばれ果実は小ぶりで果皮は緑色ながら中身は完熟しており、甘みと酸味のバランスが良いみかんです。

みかんといえば冬にコタツで温まりながらという昔ながらのイメージがありますがこの極早生は早くも9月中に出荷が始まります。人により好みは分かれますがみかんはすっぱい方が好きという方には是非おすすめのみかんです。

このサイズのミカンを1日1個食べればビタミンCの不足分を十分補えます。毎日の食習慣にぜひ加えてみてはいかがでしょうか。

旬の時期

極早生は9月から10月が、早生は10月から12月までが出荷時期です。

栄養成分

糖質のほか食物繊維が豊富です。ビタミンCとβカロチンが多く含まれています。そのほかにミネラルとしてカリウム、カルシウム、マグネシウムを含みます。酸味の元はクエン酸です。

効能

ビタミンCには風邪を予防する効果があります。βカロチンはその抗酸化作用で細胞の老化・ガン化を防いてくれます。そしてミカンの糖質とクエン酸は疲労回復に即効性のある栄養素です。

形や色の特徴

少し扁平な青島とくらべてやや球形にちかい形です。極早生にはまだ緑が残るのに対して早生は完全に橙色です。

代表的なレシピ

新鮮な早生蜜柑の口当たりを生かすならシロップ漬けづくりがおすすめです。

水と砂糖と塩にリキュールを加えたものをひと煮立ちさせてから冷まし、その中で袋をむいた早生蜜柑を漬け込みます。冷蔵庫で1日寝かせれば出来上がりです。ヨーグルトなどと相性の良いさわやかな味が楽しめます。

家庭における保存方法

箱に入れた状態で保存する場合は直射日光を避け、風通しのよい冷暗所で保管してください。この際、箱の蓋はあけておくようにします。箱の下のほうにあるミカンは圧力がかかって傷みやすくなっているため、下にあるものから食べるようにするとよいです。

箱に入れたままにするよりも、メッシュ状のかごの下に新聞紙を敷いておいたほうが長持ちします。
冷蔵庫で保存する場合はポリ袋に入れておくと乾燥を防げます。また低温で保存すればカビの発生を抑えることが出来ます。

店における食べ頃

みかんといえば冬の味覚という感じがしますが、早生ミカンの場合、早いものでは10月中旬から市場に出回り始め、11月頃がピークです。翌年の1月頃まで流通する場合もあります。

ミカンを箱買いすると、どうしても食べきる前に飽きてしまうということもあるかと思います。そんなときは少し手間をかけてシロップ漬けを作るのがオススメです。

水と砂糖を火にかけてひと煮立ちさせたら火を消して塩とリキュールを加えてすこし冷まし、シロップをつくります。ミカンの皮をむいてさらに袋を取除いたものをタッパにいれ、まだ少し温かいシロップを注ぎます。冷蔵庫に入れて一日漬け込みましょう。早生みかんの酸味とすっきりした甘みがヨーグルトなどと相性がよく、使い勝手のよい一品です。

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