ヨウコウ(ようこう)
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ヨウコウに含まれる主要栄養素
栄養素名 | カリウム | カルシウム | マグネシウム | 銅 | 鉄 | 食物繊維 | ビタミンC |
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100g含量 | - | - | - | - | - | - | - |
単位 | (mg) | (mg) | (mg) | (μg) | (mg) | (mg) | (mg) |
栄養素名 | ビタミンA | カロテン | ビタミンB1 | ビタミンB2 | ビタミンB6 | 葉酸 | ビタミンE |
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100g含量 | - | - | - | - | - | - | - |
単位 | (mg) | (μg) | (mg) | (mg) | (mg) | (mg) | (mg) |
あらまし
陽光は1923年にアメリカから伝来したゴールデンデリシャスの自然交雑実生を群馬県の試験場が採取・育成し1981年に品種登録されたりんごです。
日本で生産されるリンゴのうち代表的な品種の一つです。甘みと酸味のバランスがとてもよく、歯ごたえがあり、日持ちするため贈答用としても人気があります。
イギリスに古くからつたわる「1日1個のりんごで医者いらず」ということわざを実行するなら陽光を丸かじりすると良いでしょう。
独特のジューシーさを味わえるだけでなく、果皮に含まれるポリフェノールを残らず摂取するためにもおすすめです。サイズ的にも陽光は食べきりサイズでまるかじりにちょうど良いりんごです。
生食する以外には加熱調理してもリンゴのビタミンCは損なわれないため、ジャムやお菓子作りに用途が広いことが長所といえるでしょう。
旬の時期
収穫は10月下旬からはじまります。貯蔵技術により翌年の春ごろまで出回ることもあります。
栄養成分
糖質のほか果皮にはペクチンと呼ばれる水溶性食物繊維が豊富に含まれており、ポリフェノールも豊富です。
効能
ペクチンにはアレルギー性疾患の予防やコレステロール値を下げるはたらきとともに血糖値の急上昇を抑える効果が認められています。
りんごのポリフェノールは緑茶などにも含まれるカテキンが元となる物質で、強い抗酸化作用がありペクチンと同様のアレルギー症状緩和作用のほか、歯垢の形成を抑えて口腔衛生作用をもちます。
また肌のメラニン形成を抑えシミや色素沈着を防ぐことで美白効果も得られます。外出時の紫外線が気になる方は積極的にリンゴを食べると良いでしょう。
形や色の特徴
果実は300g〜350gほどで長円形をしています。美しく深紅色をした果皮は収穫期には黄金色のサビをまといます。
代表的なレシピ
陽光を皮のついたまま細かくカットし、弱火でトロトロになるまで煮込んで仕上げにレモン汁を入れれば砂糖を使わずにジャムを作ることが出来ます。
これにすりおろした人参を加えれば自然な味わいの離乳食にもなります。
家庭における保存方法
皮をむかずにポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。皮をむいたものは塩水かレモン水につけると茶色く変色するのを防ぐことが出来ます。リンゴが茶色に変色するのはポリフェノールと呼ばれる成分が酸化して褐色になるためです。
陽光の甘みを生かして砂糖を使わないでもジャムを作ることが出来ます。陽光の皮をむかずに扇形にカットし、火にかけます。皮から色素が出て全体がきれいなピンク色になったらレモン汁を加えて仕上げをします。
店における食べ頃
10月中旬頃から11月下旬までが出荷時期です。実のよくしまったものを選ぶとよいです。あまり大きすぎるものは大味になる傾向があるので、中くらいの大きさのものを選ぶのがよいでしょう。見た目に濃い赤色をしていて張りとツヤのあるものを選びましょう。また、下の部分が黄色い場合は完熟のサインです。
より甘いものを食べたいなら名前に“サン”がついたものがオススメです。これは名前の通り「太陽を沢山浴びて育った」という意味で、その分甘みが強いことが多いです。
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その他果物・フルーツ一覧
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